生徒からの手紙
新曲を練習するために、楽譜を色々本棚から探していた時に、手紙を発見。それは、仙台での最後のレッスンの時に生徒がくれた物。久しぶりに読み返してみた。
当時5年生だったNちゃんの手紙には、「先生のおかげで私の音楽の世界は広がったと思います」と書かれていた。
丁寧に書かれた文字と、こちらがビックリしてしまう程のしっかりとした表現は、大人っぽさと小学生らしい幼さがキラキラと入り交わっていた当時のNちゃんをよく表していた。 read more
音楽は何でも聴く。もちろん、ベースとなる音楽はクラシックだけれど、洋楽も邦楽もロックもポップスも歌謡曲もエレクトロニックサウンドも好き。
そして夫婦の共通の趣味の一つが、ジャンル関係なくコンサートに行ったり、お芝居や落語などの舞台を観劇すること。
で、ブリトニースピアーズ。ブリちゃん。ブリちゃんはデビューしたころからずっと聴いている。彼女のアルバムは本当に良くできている。ダンスもかっこいいし。精神的に不安定なところも気になってしまって、余計に応援したくなる。
ブリちゃんのラスベガス公演はとっても評判がよくて、チケットもほぼ毎回完売。
アメリカで聴く、初めての”アメリカ”の音。
カリフォルニアの真っ青な空の下で聴く、ストラヴィンスキー。
期待以上に素晴らしい演奏でした。
リズミカルで、暗く重たすぎず、良い意味で軽やかな音楽。弦楽器のアンサンブルは勿論、特にトランペットと打楽器が秀逸でした。
何より印象に残ったのは、地元の人にこのオーケストラと、指揮者で音楽監督のティルソン・トーマスがとっても愛されている事。
拍手もとっても温かった。 read more
ピアノは練習しないと上達しない。それは十分分かってはいるのだけれど、でも。。という生徒(小さい子供ではなくて中学生以上の人達)には、ピアノレッスンもダイエットと同じと話してきた。
やせようと決意を一応する。そしてジムにも通い始め、パーソナルトレイナーにもつき、ダイエットプログラムも作ってもらう。。食事制限と毎日の筋トレや運動、そして週1日トレイナーとのレッスン。
プログラムを作ってもらったが、食事制限も運動もすぐに止めてしまう。明日から頑張ろうと自分を甘やかしているうちに、トレイナーとのレッスンの日が来る。その日だけは運動も頑張り、食事制限もするのだが、また次の日から、ま、いいか。明日から。。。になる。
頑張って!と、よろしくお願いします。を日本人はよく使うけれど、何を頑張るんだか、何がよろしくなのか。大して意味もなく使う。
ピアノだと、人前で演奏する時、練習する時も ”頑張って”と声をかける。
ドイツ語だと頑張ってという表現はない。そのかわり、ステージに立つ前も、練習する時も
”たのしんで”(Viel Spassフィール・シュパース)と言う。
これを留学して初めて聞いたとき驚いた。 read more
美しいのか、美しくないのか。太っているのか、痩せているのか。頭が良いのか、頭がよくないのか。
その判断をするには、比較対象がいるから判断がつく。
極端な話、地球上に一人の人間しか存在しなければ、自分の容姿や知性についてなんて悩まなくても、考えなくてもすむ。
ルードワイヨンはきれいで、かっこよくて、才能あふれるシンガー。という形容だけですんだかもしれないのに、そうはいかないのである。
インターネットのおかげで私達はいとも簡単に何でも知ることが出来るようになった。
一人の人間の生い立ちから私生活に関する細かい出来事、そして人間性まで。
それが全て正しい情報かどうかなんて誰もわからない。正しいのか間違いかなんて、誰もさして気にしない。知るということにしか興味がない。
スティーブジョブズという人間は ”過去に誰かが想像した未来”ではなくて、”過去に誰も想像できなかった未来”を創った。 read more