大事なのは…
私の生徒さんは、昔、お母さんや兄弟がピアノを習っていたというケースもあるので、その場合、使える教材は、そのまま受け継いで使ってもらっている。
ソナチネやソナタなどの上級レベルになれば、一冊の楽譜をじっくり使うけれど、その前の段階では、色々な教材を使うので、いちいち楽譜を全部買っていてはもったいない。
古い楽譜から、お母さんや兄弟が習っていた時、どんなことを注意されていたのか?とか、注意書きの文字から習っていた先生の人柄まで分かる様で、なかなか興味深い。
あと、発表会ではどんな格好をしたら良いですか?と聞かれたりする。”以前習っていたところでは、みんなキラキラしたドレス着ていたんですけど。。”とか。
基本は、自分の好きな格好をするのが一番良い。
お気に入りの格好をするだけで、嬉しくなるし、みんなに見てもらいたいと思うので、モチベーションが上がる。
それはとても大事なこと。
それと、舞台に立って、演奏する事は特別でとてもフォーマルな事なので、人前に出て恥ずかしくない格好をするのがふさわしい。
例えば、汚れている靴やジャージ、ダメージ加工であっても破れているジーパンでは舞台にふさわしくない。
かといって、華美な格好をする必要は全くない。最低限、清潔に。
色々過度にお金をかければ上手くなったり、良い演奏が出来るわけでは、全くない。
使えるものは上手に使いつつ、でも練習は短い時間でも、丁寧にコツコツ。
大事なのは、演奏の中身です…..