ピアニストの必需品といえば、使い捨てカイロ。

特に寒くなってくる秋から冬にかけては、レッスン、実技試験、本番の日には、いつでもすぐに手を温められる様にコートのポケットに入れて外出する。

緊張するといつも以上に手が冷えるので、本番前の舞台裏で、カイロを握りしめて出番を待つ。。。そんな光景はよく見られます。

舞台に立つときの衣装は、冬でもノースリーブだったり普段より薄着になるので、冷え性の私は、衣装の下には張るカイロを腰やお腹に張って、手には手を温めるためのカイロを持って。。。と、本当にカイロにお世話になります。

このとっても便利なカイロ、海外には無いので（アメリカやほかのアジアは分からないけど、ヨーロッパにはない。）留学中、日本人が持って手を温めていると、、ピアノの先生や他の生徒が興味を示して触ってみて、本当に暖かいことに感動していました。

実際舞台に立って演奏を始めてしまえば、手や体の冷えなんて感じないし、冷えていたから弾けないという事はないのですが、持っているだけでお守りのような、不安を少し取り除ける物です。。。