留学。。

このサイトで使っている写真は、私がザルツブルグに留学していた時に撮ったもの。

デジタルカメラで、その辺の風景をただ撮っただけでも絵になるくらい美しい街。。そんな場所で生活できて、ピアノに打ち込めたことは本当に幸せだったなと思います。

でも、留学って楽しいことばかりでは、もちろんありません。

まずは言葉の壁があります。現地の言葉がしゃべれなくても、今の時代生きていくことは可能です。でも、しゃべれない状態のままでは、その場所で生活しているとは言えないと私は思います。

言葉を理解しないで、その国の文化、芸術を本当に理解することは出来ないのではないかと思います。

また留学するということと、単発で外国人の先生の公開レッスンを受けるということ。これも違いがあります。

留学して、正規の学生になれば、先生も公開レッスンの時とはまるで違って、厳しくなります!

単発のレッスンというのは、やはり先生と生徒というより、先生とお客様というような関係性になるので、先生方も普段のレッスンのような手厳しいことはなかなか言いません。

もちろん、単発の公開レッスンだけでも、たくさんの新たな発見があるレッスンを受けることはできます。

ただ、正規の学生になると、いわば内弟子になるので、先生も自分が教わってきたこと、自分自身の経験から学んだこと、すべてを弟子に伝えようとレッスンをするので、学ぶことの多さ、大きさは違ってきます。

私も先生方から本当にたくさんのことを学びました。その当時は理解できていなかったことも、あっ!先生が言っていたことって、こういうことだったのね!なんて今になってわかるというような事も、まだまだあります。

日本では学べなかったけれど留学して学べだこと、それは何だったのか。。その事については、また今度書きたいと思います。