Lesson

生徒さんへ 私の考え方

ピアノを演奏する技術は、簡単に短期間で習得できるわけではありません。
それなりの努力と忍耐も必要です。
が、その努力の中に“楽しさ”や“おもしろさ”がないとレッスンも練習も苦痛になり長続きしません。
どうしたら一人一人の生徒が続けていけるのか。
毎回のレッスンで私も考えながら、私自身も音楽を楽しみながら、日々精進しています。

私自身本当に長くピアノを続けてきました。ピアノを上達するのって、音楽を理解するのっておもしろい!けれどつらい時もある。この二つの思いがあるから、長く続けられていると思います。

そう簡単に、理想どおりには演奏できない。
簡単じゃないから、真剣に全身を使って考える。音を体感しながら考える。
でも続けているとある時、結構うまくなったんじゃない!?
と自分で自分をほめたくなる時がある。

この一つ一つの過程すべてを、生徒さんにも味わってほしいと思っています。あわてないで、ゆとりを持って。

本物の音楽“芸術”には不思議な力があります。その力は時間を超え、国境を、人種を、宗教をも超えて人間の心に響きます。この事を私は日本だけではなくて、海外でも感じることができました。ピアノがあったから日本だけではなくて海外という外の広い世界も見ることができました。
ピアノが色々な“きっかけ”を創ってくれました。

この音楽の持っている力を、ピアノという楽器をとおして味わってみませんか。

“音楽”音を楽しむ。
クラシック音楽って、なぜか難しく考えられますが、本物の音楽にジャンルは関係ありません。そこに音楽が存在する事を、そして自分が音楽を創り出せる事を楽しむ。
簡単ではないかもしれないけれど、楽しめる“ゆとり”とセンスの良い“ユーモア”が
”音”を創り出していくのではないでしょうか。

レッスンについて